| 生産者情報 |
ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ
Domaine J.-F. Coche-Dury
ジャン・フランソワ・コシュ・デュリは、ブルゴーニュのムルソー村を拠点とする、「白ワインの神様」と称えられる伝説的な造り手です。コント・ラフォンやドメーヌ・ルロワと並び、世界で最も入手困難な白ワインの筆頭であり、そのスタイルは唯一無二です。
■「畑第一主義」が生む圧倒的なエネルギー
コシュ・デュリのワインの凄みは、醸造テクニック以上に「畑での完璧な仕事」にあります。
・庭園のような畑
現当主のラファエル氏(ジャン・フランソワ氏の息子)も、父と同様に日の出から日没まで畑で過ごすことで有名です。雑草一つないほど完璧に手入れされた畑から、極限まで収穫量を抑えた凝縮度の高いブドウが生まれます。
・クローンの拒絶
効率の良いクローン苗ではなく、自社畑の古樹から優れた株を選別して増やす「マッサル・セレクション」にこだわり、複雑味を追求しています。
■「還元」が生む唯一無二の香り
コシュ・デュリを象徴する最大の特徴が、その独特のアロマです。
・スモーキーなサイン
若いワインを抜栓した瞬間に漂う、「火打ち石を叩いたような香り」「焙煎したゴマ」「マッチ香」のような香ばしく、少し還元的なニュアンスは「コシュ・デュリのサイン」として熱狂的なファンに愛されています。
・シュール・リーの長さ
澱とともに非常に長く熟成させる(最低18ヶ月)ことで、ワインに強固な骨格と、酸化に負けない驚異的な寿命を与えます。
■「神経質」なまでの酸とミネラル
ムルソーといえば「リッチでバタリー(バターのような)」なイメージがありますが、コシュ・デュリは異なります。どんなに果実が完熟した年でも、「稲妻のような鋭い酸」と「強烈なミネラル感」がワインの芯を貫いています。この酸があるからこそ、濃厚なエキス分がありながらも、驚くほどクリーンで精密な味わいになります。
若いうちはその「還元的な香り」が強く、味わいも硬く閉じていることが多いです。村名クラスでも10年以上、特級なら20年以上の熟成を経て、初めてその真価である「高貴な甘みと複雑性」が現れます。 |
| 商品説明 |
J.-F. Coche-Dury (Domaine & Selection) Meursault
コシュ・デュリの2005年ヴィンテージは、ブルゴーニュの白ワインにとって「伝説的」と称されるほど評価が高い年の一つです。「ドメーヌ(自社畑)」と「ドメーヌ&セレクション(受託管理・買いブドウ)」のどちらにおいても、この2005年は驚異的な凝縮感とエネルギーを備えています。
■2005年ヴィンテージの全体像
2005年は温暖で乾燥した天候に恵まれ、ブドウが完璧に成熟した「ビッグ・ヴィンテージ」です。
・圧倒的な凝縮感
ブドウが非常に健全でエキス分が濃いため、コシュ・デュリ特有の「鋭い酸」と「濃厚な果実味」が極めて高い次元でバランスしています。
・長期熟成能力
リリースから20年以上が経過していますが、いまだに驚くほどの若々しさを保っており、さらに数十年先まで進化し続けると言われています。
■「ドメーヌ&セレクション」ムルソー 2005 の特徴
・味わい
コシュ・デュリの代名詞である「火打ち石(火薬)」や「焙煎したゴマ」の香りが、2005年のリッチな果実味(マンダリンオレンジ、熟したリンゴ、蜂蜜)と見事に融合しています。
・評価
専門家の間では「並の造り手の特級(グラン・クリュ)を軽々と凌駕する村名ワイン」と絶賛されています。ドメーヌ物と比較しても、盲目試飲では区別がつかないほどの完成度を誇るボトルが多いです。
2005年ヴィンテージは「究極の熟成段階」に入っていて、今がまさに飲み頃のピークの入り口です。若い頃の硬さが取れ、コシュ・デュリらしいクリーミーな質感と、古樹由来の複雑なミネラル感が、液体全体に溶け込んでいます。
※保存状態や期間などの条件によって味わいが変わってきます。
※数量に限りがございます。品切れの際はご容赦ください。
※パッケージやラベルのデザインは画像と異なる場合がございます。
※商品の特性上、お届け後の返品や交換は不可となります。 |
| ご注意ください |
商品の特性上、お届け後の返品や交換は不可となります。オールドヴィンテージワインの特徴をご理解のうえ、ご検討くださいませ。
・専用のワインセラーで一定の温度・湿度を保ちながら保管しております。長期間経過することでラベルに汚れや傷みが生じたり、コルク上部にカビが生えることがありますが、ワイン自体の品質や価値を損なうものではありません。外見は劣化していてもアルコールと酸のおかげで瓶内は衛生的な状態が保たれています。
・経年によってワインの量が目減りしていることがありますが、これはコルクが微量に呼吸することでワインの熟成が促されるために発生する現象です。ワインが少しずつ揮発することで起こる自然な現象で、一般的に10年で液面が1cm程度下がると言われています。品質の劣化というわけではありません。
・オールドヴィンテージワインはとてもデリケートです。長期熟成により澱が多く沈殿しているため、飲む1週間ほど前からボトルを立てておき、慎重にパニエやデキャンターを使ってサーブすることをお勧めします。また、コルクが非常に脆くなっている可能性が高いため、2枚刃のオープナーの使用が推奨されます。
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